S.T.Cの制作探求クラブ

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【分析】アニメ『ポプテピピック』3話 若手女性声優キラー

物語を作る上で、読み解く力「分析力」が必要となります。
作品を1つのテーマで分析した内容を読むことで、分析力が鍛えられるシリーズ。

今回は、アニメ『ポプテピピック』第3話「ザ・ドキュメント」をとりあげます。
テーマは「若手女性声優キラー」についてのお話。
※ネタバレあり

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感想

さて、とっても話題の『ポプテピピック』。その3話。

今回も面白かったですね。
特に「ザ・ドキュメント ~アイドルの夢の向こうがわ~」は、短いネタでなくストーリーになっていて楽しめました(どっかで見たと思ったらミニモニか…)。やっぱり、ある程度の長さないとドンときませんし。今までは、アレもコレもとたくさんネタで誤魔化してたけど。

1話は意味不明で、2話は漫画ネタいれつつ。で、3話はストーリー系をいれつつと。じょじょに見やすい工夫をしています。アニメの1話切り、3話切りが多い昨今、構成によって段階的に面白くしてますね。これで、3話切りという人が少なくなってそう。
こういった構成もそうですけど、今後もいろんな工夫がありそう。ただのワンパターンで終わらなそうだし。

しかし、今回もフランス人の若者が登場か。また、出るんだ…っていうか彼はアニメーターなの?っていうか、またフランス語かよ。で、Bパートで翻訳ネタバレか。悪くはないけど、これは毎回やるとワンパターンになって飽きられそう…

もちろん、Bパートはあいかわらず繰り返しの再放送。
このノリでいくんだ。個人的には無理なんで、流しながらみました。

Bパートの声優は大御所。やっぱり、ポプ子とピピ美の声って男性の方が合ってますね。
こういうテイストだとクセがあってパンチのある声優の方があってますし。若手?の女性声優さんには悪いですが…

…あれ、不味い。これは不味いんじゃないか?

分析

そんなわけで、今回のテーマ「若手女性声優キラー」。

みた人の感想を見ると、どうも「大御所声優サイコー!」という声が大きい。
大御所のネタが面白くて、最高に盛り上がっている。ポプテピピックは大御所ネタが盛り上がる。

しかし、逆に「Aパートの若手女性声優いらなくね?Bパートだけでいいんじゃね?だいたい声が可愛くてキャラクターに合ってないんだよ」みたいな意見がチラリチラリ。

これって不味いな…ちょっと不味いです。

ポプテピピックの繰り返し構成は、声優に興味ない人にはダルいというデメリットがあります。それが作品の大きなデメリットだと思いますが、若手女性声優に批判がわいてしまうデメリットも抱えていることに。始めは気づかなかったけど、3話にきて気づきました。

AパートとBパート、各話ごとに声優をわけるということで声優の表現力をみせて楽しむという作りにはなっていますが、逆にいうと若手と大御所の対比となり、「比べられる」という現象が起きてしまいます。

普通の作品のキャラクターならそれでもいいですが、今回のようなノリのキャラクターだと、大御所のようなクセのある、また特に男性の声が強くあっているので、若手女性声優の可愛い声が弱く感じてしまいます。
なので、変に若手女性声優に批判が生まれてしまうのが、なんとも不味いですね。

演じた若手女性声優、また彼女たちのファンとかに遺恨が残るかも。
そういうのは、作品としては不味い気がするな。

…否、この作品は「声優バトルロワイヤル」なのかもしれない。

声優というのは厳しい業界。いくら有名声優でも毎回のようにオーディションという厳しい戦いを繰り広げている。この作品で声優の彼らは勝利を勝ち取った。しかし、オーディションはまだ終わっていなのだ!

本当の戦いはこれから。作品の中で声優と声優とが戦う。私たちが今みてるポプテピピックはそういう戦場の作品なのだ。「はっ?オーディションうかった?なめてんの?本当のオーディションは、これからなんだよ!」というポプ子の声が聴こえてきそうだ。
私がのべた批判が起きて可哀想とか、そんな生チョロいレベルの話ではないのかもしれない。

勝つものがいて、負けるものがいる。それでいい。それが彼らの戦いなのだから…

おわり

とまあ、ポプテピピックのせいで私の思考がちょっとやられたので、自分でも何を言ってるかよくわからない(笑)

まあ、伝説の作品となることは確かだけど、良い意味でそうなるか悪い意味でそうなるか、ちょっとまだわからないですね。何にしろ、今後も見逃せない作品です。

それでは。

出典:大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

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