(今週のお題「防災の日」)
3.11の東日本大震災の時、実家の東北にいた。
被災地ではないが、もちろん東北なので揺れたし、まだ寒い冬のなか外へ逃げた。
そして、揺れがおさまり、始めはそんなたいした大事にも感じていなかったです。
しかし、家に入るとどうも停電している。
ラジオをかけてみると、情報が整理されておらず意味不明なことをいっているし、何か不穏なことが起きたことしかわからなかった。
また、テレビやネットがみれないので情報が無く、正直何が起きてるのかよくわからなかったです(当時、スマホは持ってなかった)。
そんな中、何度も余震もあったし、軽く断水もしたし、店にいくと流通が途絶え商品がまったく入ってきてない状態。
とにかく電気が復旧するまでの3日間は、特に不安でした。
そして不安で「防災グッズ」を買った!
3日間の間に近くのホームセンターで買ったものもあるし、停電から復活してすぐにネットで買ったものもあります。
今回は9/1の「防災の日」を機に、その購入した「防災グッズ」を振り返ろうと思います。
下記の4つの点について。
- 買って普段でも使っているもの
- 買って使えそうなので一応保存しているもの
- 買ったけどいまいち使わないな…と思うもの
- 必要だと思っているけど、買ってないもの
買って普段でも使っているもの
防災グッズは、たいていは普段は使えないです。
でも中には普段も使えるものがあり、日常でも使っています。
ハンディライト
MAG-LITE(マグライト) ミニマグライト 2AAA LED シルバー 【日本正規代理店品】 SP32106
- 出版社/メーカー: MAG-LITE(マグライト)
- メディア: スポーツ用品
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震災前からもっていた小型のライトだったが、震災時にはけっこう役にたちました。
単4が2本で、常につけっぱなしでなければ、けっこう長持ちします。
震災で停電してた時は、夜の移動で使用。
また電気が復旧した後に余震がおき、少しの間だけ停電になったこともあったので、それをキッカケに夜の移動は常に携帯していました。
そこから携帯するのがクセになり、今でも夜中に家の中を歩く時は家の照明は使わないで、ハンディライトで照らして家の中を移動するように。廊下の照明をつけると、家の人に気を使うし。
1日数分くらいなら、1ヶ月くらい電池交換しなくても大丈夫な感じ。
ところで、震災の時に気づいたが、ライトは大きければよいというわけでもない。
大きければ逆に無駄に明るく、電池をけっこう食います。
ライトにもよりますが、数本の単1電池でも数時間も持たなかったりするライトも。
なので移動用のライトを持つなら、電池の消費が少ない小型のハンディライトのほうがよいと思います。
また購入時する際には、そのライトが何時間もつのかパッケージに書いてあるので、使用目的にあわせて注意してください。
充電池
パナソニック eneloop 急速充電器セット 単3形充電池 4本付き スタンダードモデル K-KJ55MCC40
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2015/10/23
- メディア: エレクトロニクス
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震災時に何かしら役に立つ電池だけど、普段ももちろん役に立ちます。
使いきりより、何度も使える充電式の電池のほうがいい。
また、普通の電池には消費期限があり、いざという時に使えない場合もある。中にはサビたりすることも。
それにどこに置いたか忘れやすい。震災時も、どこにあったけ?と探したし。
なので、普段から充電池よく使っていれば、毎回の充電で管理意識がはたらくので、家電のリモコンやマウスなどは充電池にしておくことがオススメ。
電池スペーサー
パナソニック 単3形充電式電池用 サイズ変換スペーサー 2本入 単3形→単1形 BQ-BS1/2B
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2013/04/26
- メディア: エレクトロニクス
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単3電池が、単2や単1として使用できるスグレモノ。
いつもちょうどいいサイズの電池があるわけじゃないので、いざという時に便利。
100均などでも、サイズ変換スペーサーは売ってます(ただ安いのはサビることも)。
普段使いだと、体重計の電池が切れてすぐ在庫ない時に代用として使ったり。
電池式ラジオ
パナソニック FM/AM 2バンドラジオ シルバー RF-P150A-S
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2010/09/17
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震災時は自分用のアナログラジオがなかったので、震災後に購入しました。
普段でも、たまにラジオをつけて使用。
ラジオはシンプルなアナログな操作方法で、電池式のほうが使いやすいです。
デジタル式だと内蔵電池の充電式で、いざという時に充電しないと使えなかったりする。
実は震災時にデジタル式をもっていたが、充電がなくなっていて使えなかった…
蓄光テープ
LTI 『「超」高輝度蓄光シールのアソートセット』 スーパーアルファフラッシュお試しセット SAFOTM
- 出版社/メーカー: エルティーアイ
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日中に光をためて、夜に発光するシール。
丸型や長方形型などがあり。いざという時に、地味に使える商品だと思う。
私は震災時には、「メガネケース」と上記で紹介した「ハンディライト」に使用。
メガネがないとボンヤリしか見えないので、夜にもし震災が起こった場合、何をするにもまずメガネが重要。
あとはライト。ライトに巻きつけており、どこに置いてあるかがすぐわかる。
部屋の照明をつけれればいいが、停電してる場合もあるので、この備えは地味に大事かも。
普段使いとしては、ドアノブや、廊下の角、照明のスイッチのところにもはっています。
震災時からシール張っているが、劣化してそのうち光らなくなるのかなと思っていたが、何年たっても今だちゃんと光っている。
火災報知機
震災の時もそうだが、普段の火事も考えて設置した。
阪神大震災では地震で停電になり、後に急に電気が復旧してそこから火事になるケースがあると聞いたこともあるし。
設置はとても簡単。電池をいれて、壁や天井にとめるだけ。
テストすることができ、ちゃんと音声がなるのを確かめられる。実家では、1階のキッチン、1階の寝室、2階への階段の3つを壁につけている。
応急処置の本
震災時にケガなどした時に、救急車とかに頼ることができると限らないで、自分で応急処置できたらいいかもと考えて購入したもの。
この本は、学校の保健の先生のための本で、子供のケガや症状を中心に書かれているが、もちろん大人にも有効。イラストで書かれていてわかりやすく、症状の観察の基本や、ケガから発熱、緊急性の高い事故まで幅広く書かれ、緊急度によってどう対応するかも書かれている。
震災後だいぶたってから、母がなんでもない平らなところで転んで右腕を骨折した。
夜だったので医者にいけず、この本があったことを思い出し、本を見て対応した。
そして次の日に医者へ。
その時に本を見て気づいたが、ただの骨折でもショック状態におちいり、危険な状態になることもあると知った。
幸い母はそれに関する症状はでていなかったが、もし出ていたら救急車を呼ぶことも考えかも。こんなこと素人はわからない。
一家に一冊こういう本は必要だなと感じた出来事だった。
買って一応使えそうなので保存しているもの
たいていの防災グッズは、普段は使えず、震災の時にしか使えなかったりします。
購入して、とりあえず一箇所に保管しているもの。
電池
震災時に、ホームセンターで買ったもの。
ホームセンターで防災グッズを買いに行った時は、よく使う単1~単3だけは売り切れ状態。あるのは単4以上の小さい電池のみ。
こういう時は早い者勝ちになるので、使いやすいものは直ぐなくなるようだ。
そしてその時は、まあ無いよりマシと考え単4や単5を買って帰った。
それを一応、保存している。
単4はなんとか使う機会はあるが、単5は使う機会あるかな?
ロウソク
震災時に、近所のミニスーパーで購入したもの。
意外とミニスーパーで売っていたりする。仏壇用のため?
ロウソクは長時間持つものだと思っていたけど、実際使ってみると意外と短い時間しか持たなかったりする。
小さいローソクなんて30分以下しか持たない。
どうやらロウソクというものは、大きさによって燃焼時間は大きく違うようです。
やはりこういうのって、実際に使ってみないとわからない。
とにかく腐るものでもないので、あるだけでもいい。
ホッカイロ
震災時に、ホームセンターで買ったもの。
しかし、個人的にはそれほど使う機会はなく、とりあえず今は保存してる。
灯油ストーブ
TOYOTOMI(トヨトミ) 対流形 石油ストーブ 【コンクリート9畳 木造7畳】 Rainbow (日本製) ホワイト RB-25F(W)
- 出版社/メーカー: トヨトミ(TOYOTOMI)
- 発売日: 2015/08/17
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灯油ストーブは、震災前から家にありました。
当時はまだ寒い冬で、停電となりエアコンの家庭は大打撃だった!
家はエアコンでなく、灯油ストーブを使っていたので、寒さはそれほど困らなかった。実家は後にエアコンを取り付けたが、震災の教訓からまだいくつかの灯油ストーブが保管されている。
買ったけどいまいち使わないな…と思うもの
震災時の勢いで、あまり考えずに買ってしまったもの。
たぶん、使わないな…と思う。
電池式の変なライト
震災時に、ホームセンターで買ったもの。
家族のために、夜移動する時用の照明がないか探して購入したもの。
普通のライトは売り切れで、変なライトしか売ってなかった。
ロウソクの形をしたライト(仏壇用でロウソク代わりのライトのようだ…)とか、単3を4本入れて使う四角いライトとか。
うーん、使いづらくて使わないな…勢いというものはこわい例。
緊急脱出用のハンマー
Meltec ( メルテック ) 緊急ライフハンマー レスキューハンマー FT-16
- 出版社/メーカー: メルテック(meltec)
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車が津波に流された時や、車が川に落ちた時に、車の窓を割って脱出するハンマー。
シートベルトを切る機能もそなわっています。
震災後に、父の誕生日プレゼントで買ったもの。
何ヶ月かは車に置いていたけど、邪魔になったのか、そのうち家の中にほったらかしになった…
イザという時には活躍するグッズなのだけど、父は必要ないなと思ったという話。
自給自足の本
- 作者: ジョン・シーモア,宇土巻子,藤門弘
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1983/08/21
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イギリス人のジョン・シーモアさんの自給自足をするための本。
大地を切り開く方法、豚の解体方法、チーズの作り方、作物の育て方、レンガの作り方など生きるための知恵が満載!
震災中に停電、通信の遮断、輸送の遮断がおき「もう、日本はダメかもしれない…自給自足生活で生きるしかない!」と思いが強くよぎり、震災後にネットでつい購入してしまった本。
もちろん、買ってそのまま読まずに放置…自給自足力もアップせず。
混乱するとこんなものを買ってしまうという例。でも、本の内容は面白いですよ(笑)
必要だと思っているけど買ってないもの
必要だと思っているのだけど、まだ買っていないもの。
だぶんこれがあれば震災時に、さらに安心だろうなと思うもの。
3日分の水
[2CS] サントリー 天然水(南アルプス) (2L×6本)×2箱
- 出版社/メーカー: サントリー
- 発売日: 2010/09/24
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田舎なので、普段から水道水なので水は確保してない。
水だけでも人は1~2週間生きていけるともいうので、水さえあれば。
3日分の非常食
非常食は大事というが、なんだかんだ普通に買っている食材で3日以上の食料にはなるのだろうな。
小さく食べれば、けっこう期間のばせるし。お菓子もストックしてるし。
そういえば山で遭難して、マヨネーズだけで生き伸びた人がいましたね…
マヨネーズってけっこう人の生きるための栄養素がつまっているということなので、いざという時はマヨネーズで!
ウォータータンク
尾上製作所(ONOE) ウォータータンク 10L OWS-10C
- 出版社/メーカー: 尾上製作所(ONOE)
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断水で、補給する時に必要かな。
震災時に一時的に断水して、給水車がくる知らせがありました。でも、家にはちょうどいい容器はなかった。
その後、すぐに断水は解消したので、給水する必要はなくなったのですが。
スマホ充電機器
エアージェイ 単三乾電池式 800mA 4本タイプ充電器 USB出力付き ホワイト BJ-USB
- 出版社/メーカー: エアージェイ
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震災でスマホは必須!連絡、情報集め、ライト、音出せると震災で必要な機能がまんさい。電池などで充電できる機器が必要。
ライフジャケット
キャプテンスタッグ シーサイドフローティングベスト2 レッド MC-2548
- 出版社/メーカー: キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
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実家は海が近いわけじゃないが、地図でみると海に近い方。
なので津波がくる可能性もなくはない。
さらに、近くに川があったりするので、あふれて浸水することもある。
また、最近は地震の時だけでなく、台風や豪雨による浸水もあるし。
その時のための、浮くライフジャケット。浮けば助かる確率があがる。
まあ、家に「発泡スチロール」があるなら、大きめのバックやリュックに詰めて、簡易ライフジャケットになりそうだけど。
ペットボトルに少し水いれた状態でも、浮くという話があるみたいですし。
手回し式ライトまたラジオ
DKnight ラジオライト iPhone Android 全スマホ充電対応可能 手回し式充電可能 ラジオライト 第二世代最新モデル
- 出版社/メーカー: DKnight
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電池式もいいけど、やはり手回し式もあれば安心かな。
発煙筒
孤立した場合にヘリに助けを。
あーでも、ここは孤立する地域でもないかな…あとCDとかDVDメディアでも変わりになる話を聞いたな。CDの裏側の反射で。
テント
キャプテンスタッグ テント クレセントドーム テント [3人用] M-3105
- 出版社/メーカー: キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
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避難所とか無理そうだし…
寝袋
キャプテンスタッグ 寝袋 シュラフ フォルノ封筒型シュラフ800 ダークネイビー [最低使用温度12度] M-3473
- 出版社/メーカー: キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
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避難所とか無理そうだし…
放射能カウンター
やっぱり放射能も怖いし。
ブレーカー自動遮断装置
阪神大震災では、地震で停電になり、後に急に電気が復旧して、そこから火事になるケースがあると聞いた。
地震の時にブレーカーをしっかり落としてくれるよう。実際ちゃんと動くのかな?
セット商品
【防災グッズ】地震対策30点避難セット ?避難生活で必要な防災用品をセットした非常持出袋(防災セット)
- 出版社/メーカー: 防災防犯ダイレクト
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まあ、セット商品とか買えば安心なんだろうけど、値段が高いかな。
まとめ
防災グッズは大事なんだけど、買うのはけっこう腰が重い。
私もそうでしたが実際に自分が震災にあうと、不安が強くなり、そのタイミングで「買いたい!」という思いが強くなり、購入しやすい。
今思うと、なんだかんだ勢いで購入してよかったと思っています。
なので、多少なりの震災にあった時は、そのタイミングを逃さず勢いで購入することが大事だと思う。
そんな私も「必要だと思っているけど買ってないもの」で並べたように、今は腰が重くなっている。財布の紐が堅いし、まあ大丈夫だろうと油断しまくり。まあ人間だもの…
他に購入するキッカケとしては、私もしましたが家族の誕生日プレゼントで贈るという手もあります。
「火災報知器」も、実は父の誕生日に送ったもの。
一緒に住んでいれば、それをキッカケにするのもいいですね(笑)「欲しいけど買わないもの」なので、単純に離れてる家族や友人にプレゼントとして贈るのも喜ばれるかもしれません。
それでは、東日本大震災を体験し、購入した「防災グッズ」を振り返ってみるでした。