どのような意図で制作したのかの解説を読んで、絵の理解力をアップさせるシリーズ。
私が自分の「作品ブログ」で制作した、記事のキャッチ画像のイラストを例にあげます。
より制作意図を理解するためには、各ブログ記事をご覧になってからどうぞ。
また、基本的な「制作情報」と「目次」は「【制作例から絵の解説】本質感 目次」をご覧ください。
見えているのは「ポケモンGO」なのか、それとも別の何かなのか
話題の「ポケモンGO」についての記事。
「ポケモンGOで街に群がっている人々がいて問題が発生して揉めているが、その光景を別の視点でみると違って見える」という話。
ポケモンといえば「モンスターのゲット」、そして「問題が起こって迷惑している」という言葉から、間違ってモンスターボールを投げられ、頭に当たりご立腹なキャラクターの姿を思いつく。
マンガのようにわかりやすく×絆創膏をつけてと。
色は、「怒り」ということで「赤」をベースとする。
そして広がりを出すために「紫」を使い、ポイントとして「黄色」を散らす。
「怒り」をさらに表現するために、顔の上側を暗く色をつけてと。
後で気づいたが、いつもどこかに入れてる「S.T.C」の署名が入ってなかった。
「東京都知事選挙2016」の結果を「魔法」で考える
話題の「東京都知事選挙2016」についての記事。
「選挙の時、人は理屈で考えて投票しているのではなく、無意識で操作されている」という話。
それを「魔法」と例えている。
「魔法」ということで、単純に「魔女」のイメージがわく。
魔女の象徴である「帽子」をかぶらせる。
そして、真正面で見られていて、何を考えているかわからない怪しい表情にして魔女的にする。
目の中をハッキリ描かないことで、怪しさが出る。虚ろな目。
署名の「S.T.C」を呪文をつぶやいているような形に並べる。
色は、魔女なので「紫」をベースに。
象徴である帽子は、ガッツリと色を塗ってアピールする。
強く立体的に影を入れ、明るい色を軽く入れと。
そして他は、象徴の紫の帽子が目立つように「黄色」を髪や羽につかう。
赤なども使えるが、それだと帽子が目立たなくなる。
そして、ポイントとして羽に「青」を入れる。
目は、怪しく「紫」を入れる。
赤を入れて、より怪しくできたけど、怖い感じになるので強さを大人しめにする。
全てのスポーツは「エキシビション」が必要だと思う(リオオリンピックより)
フィギュアスケートには「エキシビション」があるが、他のスポーツにもあればいいのにと思い、「オリンピック競技を例に、どんなエキシビションがあれば面白いか」のアイデアを出している記事。
軽い冗談めいた内容になっている。
フィギュアスケートの「エキシビション」は、パーティーみたいなものなので「パーティーグッズ」をモチーフに使うことを思いつく。
定番の「三角帽子」を被ったキャラクターにする。
後は、楽しく飛び跳ねている様子を。
パーティーとして「紙吹雪」を散らし、さらにパーティーの強調として「変装グッズ」を添える。
色は、パーティーなので「黄色」「赤」の明るい色をベースに考える。
背景を「黄色」とする。
赤とくれば対比として「緑」となり、髪を緑にする。
赤と緑となると、クリスマスな感じでもあるけど。
あとは中間として「ピンク色」の羽で、色をなじませる。
また髪の緑がクッキリしすぎるのが嫌で、オレンジ色を軽く入れ強さを落とす。