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【感想分析】アニメ『レガリア』 第13話「家族」(最終回)を視る!

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物語を作る上で、読み解く力「分析力」が必要となります。
作品を「創り手の視点」の感想を読むことで、創り手としての視点を鍛えるシリーズ。
今回は、アニメ『レガリア The Three Sacred Stars』の第13話「家族」(最終回)の感想分析をします。
※ネタバレあり

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13話「家族」のあらすじ

巨大な殻を捨てヨハンのレガリア・オフルマズドは真の姿を見せる。対するアレクトは黒い炎に包まれ、限界を迎えていた。サラ、ティア、イングリッド、ケイ、ノアも見守ることしか出来ない。絶望的な状況の中、諦めかけるレナ。だがユイは違った。皆の思いを明日に繋げるために、ユイとレナは最後の戦いに挑む。

レガリア公式サイトより引用

13話の構成

  1. 真・オフルマズドとの対決
  2. 死の世界
  3. ラストバトル!
  4. ヨハンくんの最後
  5. 帰還

感想分析

ついにレガリア最終回!
今までのゴチャゴチャした問題を、吹き飛ばすほどの最終回になるはず!
さて、視ていきましょう。

(アバン)真・オフルマズドの登場

真・オフルマズドが登場し、上へ飛んでいく。
そして、ラスボスの抜け殻が、フワーと消える。
これ、消える必要あるのか?まあ、後々描くの大変だし。

で、ボスが降りてきて、目ピカー
そしてアレクトの目もピカー。
…しょっぱい演出だな。

真・オフルマズドのロボットデザインは悪くないんだけどね。
GOOD!

(Aパート)最終ラスボスとのバトル

アレクトがボスに向かっていく。
アレクトをまとっているモヤモヤした黒いのが、あんまり質感が綺麗じゃないな。

ヨハンくんのコクピット内の全体の絵がチラリとでる。ダサい…
何このチロッとしたヒモがついてるの…
そりゃあ、描くのは楽だけど。
ダサくて、インパクトがダウン。

ラスボスの後ろから、ムゴムゴのガトリング!
アレクトが捕まえようとするが、瞬間移動!
ロボット自体の動きの作画は、ほとんど無し。まあ、描くのは楽だけど。
ロボット自体の動きが何もなく、インパクトダウン。

アレクトが飛んで、両手パンチ!
引きの絵ばっか、動きのカット数が少なく、インパクト弱い。

一方、地球。
レツとか、側近たち、国の人々が空を見上げる。
もちろんレガリアは、セリフはありません。
セリフがないので、彼らの気持ちもわからず、緊張感も増さない。
あいかわらず人形。
しかしストーリーの後半は、側近達の存在感がぜんぜん無いな…

アレクト限界です

そして、宇宙。
アレクトの攻撃が効きませんでした。
なんか効いてない感じが、イマイチわかりにくい。
ヒキばっか、セリフ無しだから、伝わりづらい。

レナが唐突に、ドパーと赤い何かを体から吐き出す。
コクピット内は一気に赤い液体に埋まってく。
なんでかユイは寝てて、起きる感じになってる。
えっ、なんで寝てるの?
しかし、あいかわらず唐突なダメージの限界表現だな。
いつものように、何も「前フリ」がないから、あまりにも唐突で、シラける。

で、アレクトは形をたもてず、黒いゆがんだ物体に。
あれ?ラスボスと、いつの間にか距離が離れてる。
唐突に距離が離れてるから、話の流れが途切れた感じになる。
離れるなら、離れた動きのカットをちゃんと描かないと。
初歩的なこともできなくなってるか…

アレクトがさらに歪んでいき、爆発し、ドームに。
歪むところは、インパクトが盛り上がるところなのに、簡単に済ませてる。
ヒキばっか使ってるし、動きも小さいし、ダサい。
そのせいで、インパクトがダウン。

また、周りの人達のセリフがあれば、緊張感が増すのだけど、それも無し。
イングリット「あれは、どうなっているの?
ケイ「レガリアが形を保てなくなってる、危ない!レナ!
とかぐらいでもいいのにね。

というか、ここまでユイとレナとヨハンのまともなセリフがまったく無し…
セリフすら使えないのか。
まあセリフ使うと、作画枚数が増えるしね。
セリフがないので感情が出ず、ぜんぜん盛り上がらない。

死の門

ユイが起きると、そこは荒野でした。
ユイ「ここは…
ユイの目の作画がおかしいな。
まあ、後の方もチラホラと目の作画は狂ってきてる。

近くにはデカイ門が、そして裏レナがいる。
あいかわらず、たいしたセリフが無いと。
もっとキャラクターの反応しめそうよ。感情しめそうよ。

一方、ヨハンくん。
空に飛んで、にょーんとたくさんの尖った武器を出す。
あいかわらず、セリフは無しと。

で、すぐにユイ達のカットに戻ると。
裏レナと向き合う、ユイとレナ。
レナ「レガリアの力の根源。光の力、ルクス」「きっと、リューとロウのところにいたレガリア達も、この門を通って消えていったんだよ
レガリアは、あいかわらず唐突に理解します。とても都合がよいです。無理やりだな。

レナ「でも、後悔はしてないから
イヤイヤ、後悔しようよ!
ヨハンくんによって、仲間が死んじゃうんだよ!国の人達もおかしくなっちゃうんだよ!
「私頑張ったらか、もうイイでーす」みたいになってる。
軽い…ギャルじゃないんだから。

つまりは、「ほぼ死にました」という状態なのだけど、そういう話の流れ、演出を作ってないので、そういう雰囲気が全くない。
なので、話に重みが出ず、キャラクターと視聴者に感情のズレがおきてる。
視聴者は、ポカーンだろうな。

ユイ「まだだよ、お姉ちゃん
で、なんかまたテーマっぽいメッセージを言うと。

で、一方ヨハンくん。
また、いつもの切り替わり地獄か…

で、またユイ達へ。
ユイ「まだ私達は、みんなからもらった想いを、誰にも伝えられていない
でもユイちゃん、わざわざ伝えようとしなくても、人は生きてるだけで、誰かに何かを伝えてるんだよ(俺キリッ)

ユイ「じゃあ、ルクスちゃんだね
ルクスちゃんが、目をパチパチ。
可愛いやりとり。
GOOD!

で、ユイ「もう少し時間ちょうだい
ちょっとウケてしまった(笑)
「やり残したことがあるから、ワンチャンスくれよ!」か。
流れとしては、酷いな。ギャルじゃないんだから。
こういうのって頼むというより、自然と向こうがそうするようにするのが、通常のやり方なんだけどね。直接的な楽な手を使ったか。
あとで、しっかり死ぬとか、また死んだと思われる状態になるなら、それはそれでセリフに重みがあってイイのだけど…
まあ、これはスタッフのセリフなのかもね。
もう少し時間くれ!」または「クオリティの問題が…だから時間くれ!」(笑)

で、ユイがルクスちゃんと一緒に手をつなぎ、レナを置いて門に入ろうとする。
えっ、なんでレナを置いていこうとしたの?
ユイが冷たく「死にたいやつは、勝手に死ねば!」という感じにもなるし、不味くない?

で、なんでか知らないけど、みんなで手をつなぎ門の中へ入っていく。
えっ、入ると死ぬんじゃないの?
というか、どういう事情で入っていくの?
あいかわらず、都合よくキャラクターを動かしてるな。

(Bパート)門を抜けてるとそこは…

目を開けると、同じ荒野が広がっている。
と思いきや、お花畑に。で、いつもの塔がたってたり。
みんな「エヘ」
あいかわらず、笑って誤魔化します。

ルクスちゃんの笑顔はいいけどね。
GOOD!

まあ、抽象的で意味不明な「」でしたね。
一般の人は、なんじゃコレ?ポカーンでしょうね。
やりたいことは分かるのですが、やり方が不味く視聴者に余計伝わりづらい。

解説すると、要は「試練の門」といった感じでしょうね。
その門に入ると死んでしまうという云われがあり、本当の勇者じゃないと抜けれないといった。
けっこうベタなシンボル的な手法なんですが、門を使うのは古い…
そこは門じゃなく、別のもので工夫しようよ。
前から門がストーリーに関係してればイイのだけど、それも無いし。
また、背景も「荒野」と雑でしたしね。まあ、描きたくないのでしょうけど。
安易なテクニックになってる。

アレクト復活!

で、一方ヨハンくん。
槍先みたいなものは、人の形をしています。
変な音で、盛り上げます。
GOOD!
しかし、なぜココを凝ったのか意味不明。他凝るところあったろうに…

途中途中ヨハンくんのカットをチョコチョコいれるけど、あまり意味がないな。
まあ緊張感を上げたかったのかもしれないけど、盛り上がらない。
一つ一つのシーンが単調だし、何したいのかも伝わらないし。
また途中無駄に切ってるせいで、深層世界のシーンの重みが切れる。

で、飛んできた槍先を、ルクスちゃんバリアーで防ぎます。
っていうか、黒いドームの状態って無敵状態じゃないの?
そして、黒いドームはなくなり、普通のアレクト状態に。
ユイとレナがクスリと笑う。
また笑わなくても…笑って誤魔化しすぎ。もっと工夫しようよ。

イングリットが、ユイに呼びかける。
イングリット達が、モブになってきてるな~ただの人形に。
ヨハンくんに支配されなくても、人形に(笑)

真・オフルマズドにフワーと近づく、ルクスちゃん。
で、パーと発光します。
ヨハン「この力…おまえがルクスなのか!
いや、光ってるだけじゃね?
レガリアは、理解が早いです。

ヨハンくんがルクスと気づき、駄々をこねます。
ヨハン「なんで、お前ばっかり!」「なんで、ルクスまで味方につけてんだよ!
ユイ「人間の力は小さいから…だから、私達は力を合わせ前に進むんです
前回と同じようなこと言ってるな。
単調なセリフの繰り返しになっていて、勢いが下がる。

ユイがルクスちゃんにお願いして、3人のレガリアの体から「カギ」がパーと飛んでいく。
ヒキばっかりで、カギが小さく見え、盛り上がりに欠ける。

で、いつもの変な塔に、3つの庭があり、それが光る。
なんとも微妙な庭の絵だな…

で、合体バンクへ。
ダサっ…何、このダサダサな演出は…酷い…
普通にやれば、盛り上がる見せ場なのにダサくて盛り上がらず。

まあ、合体ロボットデザインはいいけど。
GOOD!
とりあえず、みんなの予想通り合体しましね。
OPでガキーンとかやってたし。

で、新しいコクピット。
これまた微妙なコクピットの絵ですね…
無駄に余白がありすぎて、イマイチだな…
しかしイングリット達は、いったいどの部分にいるんだろう?羽のところ?
どうせなら、「みんな一緒の部屋」でもいいのに。

ユイ「この世界でみんなの明日をつなげるために、私達に力をかして!
レガリアのテーマってなんだろうな?
一人では何もできない、みんなの力をあわせることが大事
人の想いはつながっていく
の2つが見える。
テーマが2つあると不味いな…どっちか1つにしないと作品のメッセージがボケる。
「想いはつながっていく」はテーマじゃないのかもしれないが、今回妙に強調しすぎてテーマっぽく見えてしまっている。
まあ、どっちにしろテーマが伝わりづらいものになってるけど。

で、ラストバトル開始
語り合いながら、バトルする。
やっぱり微妙なバトルとなる…もっとガッツリ、ドカドカやんないとね。
お互いの意見の、ぶつかり合いの表現でもあるんだからさ。
細かい槍先のような武器が、邪魔だな。流れがバラける。

レナ「みんなで、泣いたり笑ったりしながら!
ユイ「私達は、生きて生きて、生き抜くんです!
でも、レガリアと契約者は不老不死だからな…
そういう設定のせいで決まらないな。説得力がなくなる。
不老不死設定は、邪魔ばっかりするな。

で、お互いの必殺技のガチンコ。
ユイ・レナ「トリミティ・ストライク!
両方の拳が割れて、波動攻撃と。
拳が割れるのはイイね。工夫ある。
GOOD!GOOD!
しかし、最後の波動攻撃の絵がわかりづらいな。
またラストのヒキの絵が、いまいちか。
あと個人的には、ラストは「みんなで」必殺技を叫んで欲しかったな。

吹っ飛ばされて、壁にうまる真・オフルマズド。
バチバチと火花散っている。
そういうところだけ、ロボ要素なんだ…今さら感が…

ヨハンくんの最後

ヨハン「殺せよ…
いじけちゃいます。

レナ「ルクス?」「行っちゃうんだね
レガリアはいつもながら、急に理解します。
そしてユイが指輪のついたペンダントを渡す。

ヨハンくんのところへ行く、ルクスちゃん。
ルクスちゃんが手をやると、パーとロボットが消える。
というか、ルクスちゃん一人で勝てたんじゃね?
(イヤイヤ、そんなこと言っちゃダメか)

で、ルクスちゃんが巨大な魔法陣を開く。
ヨハンくんに、ユイからもらったペンダントをつけてあげます。
指輪をみるヨハンくん。
途中ユイの正面カット。目の作画は狂ってます。ココはちゃんとやろうよ。
しかし「指輪」の小道具がいまいち決まらないな…
ストーリー上で、始めからチラチラ出たわりには、重みがないんだよなぁ。
あと、レナがルクスちゃんに渡したのも意味不明だし。

ヨハン「ユインシエル・アステリア…僕をつくったのが、君みたいなヤツだったらよかったのにな
あれ?ルクス・エクス・マキナを作ったのノア姉さん「達」じゃなかったけ?
とにかく改心しました。

しかし、ヨハンくんは浅いキャラクターのままで終わりましたか。
対策としては、ヨハンくんにちゃんと「裏事情」でもつけてあげれば、キャラクターに深みが増したのですけど。
例えば、回想でヨハンくんを作った人とのやり取りとかがあればね。
まだ小さい髪がロングなヨハンちゃん(実は、女の子!)。純粋なヨハンちゃんはお母さん(作った人)のためにお花を持っていき、部屋に飾りました。ヨハンちゃんはお母さんがとっても喜ぶと思ってました。しかし、後でみると花は捨てられてる。お母さんは言いました「誰がやったのかしら。こんな汚らしいゴミを置くなんて」とか、そんな悲しい回想とか。

で、魔法陣に落ちていくヨハンくん。
着いてくルクスちゃん。
ちょっとヒキすぎじゃね。
というか、どこへ行ったのだろう…

地球への帰還

で、ルクス・エクス・マキナが崩壊、爆発!
地上に隕石が!
えっ、コレ地球危ないくないの?死んじゃう、死んじゃう!

一方、地球。
レツが何かに気づく。
あいかわらず国民は、ボケーとしてます。
隕石が飛んできそうなのに、平和ボケです。

で、軽やかな音楽が流れ、合体レガリアが降りてきます。
もちろんノア姉さんも一緒です。

レナ「これからどうするの?ユイ
風呂はいって、飯くって、寝ると(スタッフ一同も同じ気持ちです)。
ユイ「大丈夫、きっとなんとかなる。だって…今度はみんながいるんだから!
…ということは、死にそうな状態は継続中なの?
レナが戻れないってのも継続中なの?

ED

黒幕となり、エンドロール。
で、ストーリーの過去のシーンが流れると。

その後のシーンは無しか。まあ、そんな体力はもうないか。
その後の静止カットだけでもあればね。
レツが抱きしめとか、側近うわーとか、ノア姉さんもメイド服着て一緒に働くとか。
で、ラストはユイの記者会見。で、質問コーナーと(笑)

まとめ

…うーん。
やっぱり駄目でしたか。まあ、そりゃそうですよね(笑)

ラストっぽい展開があり、まあ一応ラストと。
お話も、まあ予想範囲内の普通の展開でした。特に予想を超えるほどのものはないと…
ここまで来たなら、予想外の展開にしてほしかったですね。

どうせなら13話は、いきなり「その後のお話」を描いてもよかったです。
以前にアーベル氏の戦いで、国民にまったく説明しなかった風に。
ちょっと間に「あの戦いを、たまに思い出すんだ…」とか軽く説明いれるだけで済ますと(笑)
下手な普通っぽいラストを見せられるより、よほどよかった。

もちろん、今回も問題は山積みでした。
大きな問題としては、「クライマックスなのに盛り上がらない」という点ですかね。

原因はいろいろあるのですが、1つは単純に「動のシーンが少なく、静のシーンが多すぎる」というところ。
今回の展開でいうと「動1→静4→動1→静4」と静の時間の割合が多すぎ。
普通だったら「動3→静1→動3→静3」くらいかな。
簡単にいうと、バトルアクションの動的シーンが少なくて、会話とか無音のような静的なシーンが多すぎ。
始めのアレクトがやられるバトルも、ほんの少しバトルして、あっさり終わりましたからね。
視聴者のテンションは上がらないです。
しかもクライマックスなのに無駄に無音シーンが多いし(まあ、時間稼ぎですけど)。

他の原因としては「感情がない」という点でしょう。
前半の方なんて、アクションするのはいいのですが、まともなセリフやキャラクターの表情がまったくないですからね。
そういう感情がないので、視聴者は感情移入ができず、盛り上がらないと。
現実で例えると、動物同士のケンカをただ見せられてるような。
それって盛り上がります?
視聴者は、置いてけぼりを食らっています。
レガリアは、異常にセリフがないですからね。サイレント映画じゃないんですから。
ロボットじゃなく、人間を描くのが物語なんですけど。

あとは、「テーマがボケてる」ところですかね。
前回もテーマのメッセージのようなこと言って、今回も言ってと、なんかあやふやです。
どっちか一箇所にして、バシッと決めてほしい。
またセリフに頼らず、映像で伝えるという表現をしてほしい。

あとは、「工夫の足りなさ」ですかね。
最初に言いましたが、視聴者を驚かせる工夫、展開が特になかったと。
視聴者の想像以下では、面白いとは言えないですよね。
工夫、アイデアが足りなすぎるラストだったなと印象です。

どれも、基本中の基本なんですけどね。

そして、今回も「演出の弱さ」ですかね。
作画も弱いですし、アニメーションも弱いですし、表現する演出も弱いと。
ラストぐらいはバシッと決めるのかと思いきや、やっぱりラストも駄目でしたか。
ハッキリいって間に合わせるために手抜いたところや、時間稼ぎのシーンだなというのが多々みえて、あきらかに時間のなさがみえます。
ストーリーはともかく、1~5話はまだ頑張って作ってあったのですが、後半は落ちる一方。
残念ですね。Blu-rayでは、ちゃんと修正されるんですかね~

そんな感じで、やっぱりなレガリアでした。
でも、物語を作る人には、失敗した作品のサンプルとして面白いと思いますけど。

レガリアそのものの素材は悪くないんですけどね。
やりようによっては、ちゃんと面白い作品になったと思います。
キャラクターは悪くないですし、好きですし。
ストーリーは見せ方や、さらなる工夫が必要ですけど。

もし私だったら、みんないい人の平和な国をラスト前の方で、壊したりしたくなりますね(笑)
敵のレガリアが街中で暴れまくると。小さい子供向けの平和で安全な国と思わせといて、壊すと。対比ですごいインパクトあると思いますね。まあ、ただのインパクトですけど。

一応、技術的な感想分析なので、次回に総合的な「総括」をしようと思います。
興味ある人は、ご覧下さい。

それでは、またいつか。ご視ちょうありがとうございました(笑)

(おまけ)否…深読みすると、実はレガリアは面白い!

(…ノリノリで改稿しすぎて長くなってきたので、下記の独立ページに移転しました)

レガリアの真実の物語
レガリア The Animation Company ☆☆☆』公開中!
レガリアが本当に描きたかった真実はコレだ!
愚かなことに、僕らはレガリアの真実が何も見えていなかった…

出典:Regalia Project/TVアニメ「レガリア The Three Sacred Stars」(GAYO! 2016年11月25日配信)13話

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