最近、木造2階建て一軒家で使うために、無線LANの親機「バッファロー WHR-1166DHP4」を購入した(そのレビュー記事はこちら)。
その時に、一緒に子機も買ってみた。
もちろん、そんなに古いパソコンではないので子機は必要ないです。
しかし、木造2階建て一軒家のあちこちで使用するのに、親機だけじゃあ電波がきちんと届くか心配だったので、「ビームフォーミング対応」の子機を購入しました。
ちなみに、ビームフォーミングとは電波を安定させるものです。
通常の無線LANの親機はどこに子機がいるのかわからないので、円周状にまんべんなく電波をとばしますけど、ビームフォーミングは子機の位置を把握して電波を無駄なくピンポイントでおくる。
それによって、離れた場所で弱い電波でも、安定した電波としてキャッチできるという仕組み。
本当の仕組みは少し違うようだけど、簡単にいうとこんな感じ。
もちろん、ビームフォーミング機能は親機と子機が対応してないといけないです。
うちの子機であるパソコンは対応してなかったので。
子機「WI-U2-433DMS」を購入する
私の購入したのは「BUFFALO WI-U2-433DMS」です。
こちらの子機のスペックはこんな感じ。
- 対応OS:Windows 10/8.1/7、Mac OS X 10.11/10.10
- インターフェース:USB2.0
- 準拠規格:11ac/11n/11a/11g/11b準拠
- 転送速度:11ac:433M、11a:54M、11n:150M、11g:54M、11b:11M
これを選んだ理由は、もちろん「ビームフォーミング」に対応しているからです。後、最新の「11ac」が使えるというのもポイントでした。そして、親機と同じ「バッファロー」。
後は、小さくてコンパクトでつけてても目立たないので。
ちなみに、アンテナタイプの「WI-U2-433DHP」もありますが、少し不評なコメントがあったり、アンテナが邪魔そうだったのでやめました。
通信速度は、フレッツADSLなので十分。
実際にビームフォーミングの通信を試す
購入した箱の中身は、子機と説明書とドライバをインストールするROM。
子機を試すのはタブレット「Latitude 10」。
OSは、windows 8.1で、準拠規格は、11a/b/g/n。
さっそくドライバをインストールする。
ROMからインストールするのが面倒なので、公式からドライバを落としてインストールする(公式の商品詳細ページ「ドライバー/ファームウェア」からダウンロード)。
インストールは簡単。最後は親機のAOSSボタンを押してセキュリティ設定して完了と。
家の中で、電波の悪い場所で試してみる。
親機は、1階の中央に近い部屋においています。
2階では、電波アンテナが5本中4~5本たっている。
子機がなくても電波の状態はよい。
一番離れている端の1階のトイレ。ここは電波が悪く5本中「2~3本」しかたってない。
サイトのページを見ても、あきらかに読み込みが遅い。
実験に適してると思い、ここで子機を使ってみる。
タブレットに子機をつける。
すると、電波アンテナは5本中「4本」になった!
おおスゴイ!ビームフォーミングって本当に効くんだ!
使ってみると、先程と違いサクサクとネットができる。YouTubeの動画も普通に見れる。
ちょっと胡散臭い機能かなとも思ってましたが、効果のある機能でした。
また、トイレにこもることがあるので、トイレでタブレット使えるようになるのはイイ。
しかし、この子機には欠点もありますね。
通信してる時に青いランプがチカチカするのだけど、神経質なのでそれがちょっと気になる…
黒いテープでも貼ろうかな…
とにかく、ビームフォーミングはちゃんと効きました!
電波が怪しい人は、ビームフォーミングを試してみてはどうでしょうか。
ちなみに、「親機」を購入して試した記事はこちら