物語を作る上で、読み解く力「分析力」が必要となります。
作品を1つのテーマで分析した内容を読むことで、分析力が鍛えられるシリーズ。
今回は、アニメ『ポプテピピック』2話「異次元遊戯ヴアンヴー」をとりあげます。
テーマは「内輪ネタ」についてのお話。
※ネタバレあり
感想
※「前回の1話の記事」を参考にすると面白く読めます
さて、なんだかんだ話題の『ポプテピピック』。その第2話。
今回は、普通にOPからの開始。
EDもそうでしたが、OP・EDとも素敵にしあがっています。ノリノリです。
あいかわらず無駄にクオリティが高いです。
そして、Aパート全体的には、1話の狂乱に比べ、普通に面白く楽しめる内容になってましたね。
多分、漫画のネタであろう内容がちゃんと入っていて、見やすいものになってました。ニヤリと笑える感じ。1話はパンチなのでヤンチャして、2話から本気だすパターン。
まあ、あいかわらずガチャガチャはしてましたが。
なんかNHKの何かの番組みたい。いろんなテイストで画面がコロコロかわる感じ。子供番組でもそんなテンポで進むのなかったかな?そういえば子供番組も、今思うとシュールといえますよね。そんなシュールがポプテピピックに合ってる?
しかし、普通に漫画のネタをやるだけじゃあ、ダメなんでしょうね。もたないか。
で、Aパートは、作品として成立していました。
やっとまともに見れて楽しめる感じに。
しかし、Bパートはやっぱり繰り返しと…
分析
さて、今回のテーマ「内輪ネタ」。
Bパートは、どうやら再放送という位置づけみたいですね。1話では気づきませんでしたが。
やっぱり、コレずっとやるんだ…個人的には無理…無理…
声優が変わって、すごい楽しめてる視聴者がけっこういるみたいですが、私はあまり声優をしらないので楽しめない。マニア向けの内輪ネタになってるので、知らない人にはまったくポカーン。ただの繰り返しの映像になるので見るのが疲れます。内容もそれほど変わらないし。
このような内輪ネタになるのは、作品としてはどうなのかな…
声優がすごいピックアップされている作品ですけど、知らないと楽しめない。
基本的には、内容が一般の人でも楽しめるものになっていて、その上で内輪ネタをやるのは良いと思いますけど、内輪ネタがメインになっているのは問題だと思う。繰り返しが特にそう感じさせてるし。
人の感想とか見てみると声優に関する話題が多くて、どうなのかなと。
まあ、作品のテイスト上なんでもアリなので、話題になって人気があれば、それはそれでOKなのでしょうけど。円盤が売れないんじゃないかと思っていたら、Amazonランキング(アニメ)では人気になってるし。
わからないものです。
Bパートの再放送は声優と、微妙な内容の変化だけでなく、もっと面白いものになってればいいんだけどな…
私が監督だったら、Bパートの再放送は全部「声優の実写」にする!
Bパートは、アニメ一切なしの全部実写。毎回変わる声優が、ポプ子とピピ美のコスプレをしてAパートと同じシーンを演じる(カット割りも同じで)。もし、大御所の男性声優がセーラー服を着てスネ毛ぼうぼうで、可愛いカツラかぶって演技となると最高じゃね?(ぶふぅ)
声は最高だけど、映像はおかしい。なんとも深いメッセージ性を感じる(ごほっ)
そんな世界の終わりの狂乱にみちたBパートが毎回だったら嬉しいな。
アニメ界の超革命となるんだけど、「再再放送」でもいいからやってくれないかな。後の回で1度でいいから、ぜひ!(笑)
おわり
といった感じで、今後も一応見ると思いますけど、もし繰り返しのBパートはちょっと無理かな。つらい。Aパートだけ見て終わりにするかも。
まあ、もちろんただの繰り返しで終わらず、後々さらなるアイデアがまっているかもしれないですけど。何が起こるかわからないですからね。
それでは。
出典:大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
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