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【感想分析】アニメ『活撃 刀剣乱舞』 第3話を視る!

物語を作る上で、読み解く力「分析力」が必要となります。
作品を「作り手の視点」の感想を読むことで、作り手としての視点を鍛えるシリーズ。
今回は、アニメ『活撃 刀剣乱舞』の第3話「主の命」の感想分析をします。

ちなみにゲームはやっていないが、花丸はみてます。
※ネタバレあり

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3話「主の命」あらすじ

停泊していた蒸気船の爆発で、騒然とする港。
陸奥守は船内から生存者を助けながらも、救えなかった人々への悔しさを部隊長である和泉守にぶつける。
感情的になる陸奥守を、冷静に諭そうとする和泉守。
急造の編成で、それぞれ孤立する第二部隊の刀剣男士たち。
この時代で外国人を排斥しようとする浪士たちを時間遡行軍が利用すると考えた和泉守たちは、二手に分かれて浪士たちの動向を探ることに。
しかし浪士たちの想いを聞いてしまった陸奥守は、彼らを憂い案じるのだった。

「活撃 刀剣乱舞」公式サイトより引用

感想

蒸気船が爆発し、前回の続き。

さらに蒸気船が爆発し、陸奥守吉行が吹っ飛ばされる。
大きなダメージを受け、「服が脱げるのかな~」と思ったら脱げませんでした(笑)
まあ、そりゃそうだよね。シリアス活撃は、そんな脱げないよね。

そこから、ケガをした人を薬研藤四郎が治療。
スパンとメス?を取り出し患者の服をきる。いったい、どこから取り出したの…
さらに、釣り針みたいなものを使いモソモソと。これ、もしや縫ってるの…?
どんだけの医学スキルだよ…

そして、今回は堀川国広の活躍していましたね。
和泉守と陸奥守の2人がケンカした後に、和泉守をフォロー。
この部隊のことを考えたら、僕と兼さんはできるだけ別に行動したほうがいいと思う」「兼さんは、みんなの隊長だから
このセリフにキュン!とした女子はいるのではないでしょうか(笑)
そして、陸奥守をフォローしたり、浪士にバレた時には、機転をきかせフォローと。
1話の弱々しい姿と違い、堀川国広のキャラクターが出つつ、だいぶ活躍してました。

さらに、最後のクライマックスのアクションは決まりましたね。
和泉守兼定と陸奥守吉行がわかりあい、時間遡行軍を全員でぶち倒し。
流れるようにグイングインカメラアングル動き、格好良くみんなが斬りつけが決まってました。
相手にボスがいなくてもバトルとして決まってます。オチてます。
さらに、「隊としてまとまった感じ」の表現でもあります。

ちなみに、刀剣乱舞といえば「主と刀」。
花丸でもそうでしたが、ここは外せない強いテーマですよね。今回は大事な主と刀のテーマ、関係について表現していました。
浪士達は、日本をよくしようと頑張る。元主の想いに答えようと。
刀剣男士もそう。主の想いを答えようと頑張る。主を信じて戦う。
その点が、和泉守と陸奥守が一致してるのを理解し、ケンカしてたのが分かり合えました。
そして、みんなの想いが一つになっての、主への想いが一つになってのクライマックスバトル。
「主と刀」について、バシッ!と強く表現されています。

今回で、1章(または序章)が終わりという感じですかね。
主要となる登場人物が説明され、第二部隊が結成され、部隊としてまとまり、主への想いを一つにしてと。
そして、これからが本番。

しかし、戦いが終わり、すぐ指令。
働きすぎですね。ブラック企業ですか(笑)
彼らが、ノンビリとした本丸へ戻る日はいつになるのでしょうね。

分析

それでは、技術的な点を視ていきます。

キャラクターバランス

和泉守兼定が「主人公」で、陸奥守吉行が「ライバル(また引き回し役)」。
そして、堀川国広が「ヒロイン」ですね。
きちんと、バランスが取れています。

「ヒロインはいないのかな~」と思っていましたが、今回みて堀川国広がヒロイン決定!となりました(笑)
まさに、女房としての役目をはたしてましたね。
また、今後も和泉守と陸奥守の2人がバチバチの時に、緩和剤となるのでしょう。

あー、陸奥守が堀川国広を奪おうとするのかな~
そこも、見どころと(笑)

陸奥守吉行が蒸気船で助けるシーン

陸奥守吉行が水の中に入って人を助けるところ。
水に入り、ドアに向かって斬り、ぷはーと水面に顔を出し助けた相手に「大丈夫か!」といい、でフカンのヒキで2人と側に斬ったドアが浮かんでいる画面に。

普通の流れのアクションをカットしたシーンとなっている。

普通だったら、ドアを斬り、ドア壊れ、相手を発見し、連れていき、ぷはーと水面に顔出す。といった一連の動作をみせるけど、ドアを斬った後はカットしてます。

間をカットすることで、急いだシーンとなり、切迫感が生まれていますね。
ドア斬ったと思ったら、急にぷはーですから。あれ?何起きたの?と軽いパニック。
それが、この緊迫した状況を表現してます。

そして、ラストに斬ったドアが水に浮かんでるのもいいですね。
斬った後のシーンがないので、斬ってどうなったの?という疑問に、浮かんだドアが答える形になっています。軽い謎に対して、軽い答えが生まれるといった。
また、浮かんだドアは画面の絵的にもいいです。

不穏な空気

蒸気船の事件が終わり、和泉守兼定がだいぶ遅れてやってくる。
それに対し、薬研「隊長は今ごろ到着か…」と。
その後に、和泉守兼定と陸奥守吉行が言い争いケンカ。

ケンカの前の薬研の一言が、不穏な空気を生み出しているのがイイですね。
和泉守兼定は、蒸気船に向かっていたのに来なかった。視聴者にとっては「あれ?そのこと責められるんじゃね?」と思います。嫌な空気が浮かびます。
その空気が、後のケンカの流れが自然にみえますし、また不和な雰囲気がより強調されます。

まあ、そのまま蒸気船に向かってこないとう展開にしたのが、上手い流れなのですが。

2人は似ている

ラストの方の堀川国広のセリフ「やっぱり二人は似たもの同士だね」。

これは、「前フリ」と「オチ」で決めてます。
陸奥守吉行と一緒に行動している時にも、チラリと似てるね発言があることでラストが決まります。
もし、前フリないと、なんとも唐突なセリフですから。

テーマの表現

主と刀」というテーマを強調するために、浪士達を使っていますね。
浪士達の主に対する想いを、刀剣男士をかさねている。

特に決起集会で、陸奥守吉行と隣りの浪士との語りがイイですね。
陸奥守吉行は、問う。この問答が明確に強くしてます。

そして、和泉守兼定も主を信じていることは同じことに気づき和解。
その時に「主と刀」というテーマが、ここ一点に集約される。
さらに、その表現としてラストバトル。みんなも同じ想いで、想いが重なりブチ倒すと。

もちろん、ケンカしたことも大事ですね。
意見は違うけど、実際想っていることは同じと。みんな同じと。
よりテーマが強くなっています。

おわり

3話で一つの話となり、だいぶ見応えのあるストーリーになってますね。
バトルも格好良く決まり、謎を含んだストーリー展開で面白く、そしてキャラクター同士のぶつかり合いと。
今後も決めてくれそうです。

そして、本丸に戻った時は、花丸風な展開になるのか楽しみです。
まあ、それはないと思うけど(笑)

それでは、また次回。

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出典:Nitroplus・DMM GAMES/「活撃 刀剣乱舞」制作委員会(BS11 2017年7月16日放送)第3話