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S.T.Cの制作探求クラブ

創作の探求ブログ。主に「絵を描く」「物語を作る」について研究してわかった役立つ情報を発信。また日常についても少々

【感想分析】アニメ『レガリア』 第7話「過去」を視る!

物語を作る上で、読み解く力「分析力」が必要となります。
作品を「創り手の視点」の感想を読むことで、創り手としての視点を鍛えるシリーズ。
今回は、アニメ『レガリア The Three Sacred Stars』の第7話「過去」の感想分析をします。
※ネタバレあり

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7話「過去」のあらすじ

旧リムガルド王国へ向かう途中、空を飛ぶヨハンのレガリア・ギアの襲撃を受けたユイ達。慣れない空中での戦いながらもヨハンを退け、無事地上に降り立つ。ユイ達は12年前の事件が起きた施設に辿り着くが、そこにケイが現れる。ケイに導かれ施設の奥に進むとイングリッドが待ち受けていた。

レガリア公式サイトより引用

7話の構成

  1. スカイダイビングしてバトルして地面に降りる
  2. 地下でキャンプ
  3. 施設でイングリットとケイに会う
  4. バトル

感想分析

ヨハンくんがあらわれて、空へダイブしたユイ達。
ボスっぽいヨハンくんとのバトルは一体どうなるのか?
さて、視ていきましょう。

(アバン)スカイダイビング

前回の続きで、みんな飛行機からダイビングと。

アレクトが抵抗として足がカク、カクと。リアリティが出てる。
一方ティシスが、変なポーズ。なんか阿波踊りみたいだな。
今までクールなティシスとギャップあり、よい。
GOOD!

(Aパート)スカイダイビング中にバトル

落ちるユイ達に、容赦なく攻撃するヨハンくん。
優しくないヨハンくんが大好き!
また、落ちる空中戦のバトルが長くていいですね。
こういう状況ならではの、戦いとして面白さをだせるし。
そして、あいかわらずアクションはよいのだけどね。
GOOD!GOOD!

ティシスがヨハンくんに吹っ飛ばされて、サラの覚えてろーと。
ユーモアも大事。順調に「お笑い担当」になってきたな。
GOOD!

アレクトが地面に落ちて、次にあっさり変身がとかれたシーンへ移る。
時間がいきなり飛びすぎのつなぎ方で、不自然
しかも、別の方向へふっとばされたサラとティアが、すぐ目の前に。
これまた時間飛んで不自然
さらにユイがオーイ、こっちだよー。オーイ不自然なセリフを。
えっ、サラとティアが見えてるよね?
しかも、そんなデカイ声を出したら、ヨハンくんにバレるよ。
緊張感も唐突に消えてるし。
もしかして最初に考えてたシーンを作る時間なくて、省略しすぎて変になった?

レナここがリムガルド…
あれ?前に来たことあるんじゃないの?
もしや「部分的な記憶喪失」設定か…

で、地下にマッタリと降りていくみんな。
ユイさっきの相手にみつからないようにしないと
アレ?バトルはどうなったの?ヨハンくんどうなったの?
このシーンのつなぎ方は酷いな。だいぶ不自然。

まず、なぜ「隠れる」を選択したかの理由が視聴者に説明されていない。
戦う」という選択だってあるのに。
ここに来たのは戦うためじゃない。リムガルド王国で何が起こったが知るために来た。相手もスゴイ強そうだし、いったん隠れましょ」とかならわかる。ユイがどうしたいのか。

しかも自分達が乗ってきた飛行機を守るためにダイブしたのに、飛行機の安否も気にしていない感じに。ヨハンくんが飛行機に攻撃するかもしれないのに…
敵の自分たちを探す姿をみて、「こっちを探してる。アオイ達には危害をくわえなさそうね」とか。
レガリアは説明しないで、よく漠然としたセリフですます悪いクセがある。

また、ヨハンくんがどうなったかの終わりのカットがないと不味い。
普通だと、ヨハンくんが見失ったカットがないと、「緊張感」が不自然に残ったままにシーンが進むことになる。
アレアレ、どこいったのかな」とかいって、あさっての方向へいくとか。
その後に、ガコンガコン地下でも戦うなら説明がなくてもいいけど、そうじゃないし。

しかも、アバン(=前回の終わり)であんなに緊張感のある音楽やシーンで高めておいて、バトルはもうお終い。これは酷い。
シーンは決まるけど、それにそったシーンが後に続かないから、アレ?って肩透かしになる。
ただのギャグになってる。真面目にやろうとしたら、バナナ滑ってズコーみたいな。

なので、視聴者は「何か煮え切らない感じ」でみるハメになる。

キャンプ

というわけで、いつの間にかバトルは終わり、キャンプタイム

途中で、側近シーン。
アオイお城暮らしのユイにそれが耐えられるわけないと野宿なんて無理無理と前フリ。
ユイ達が暮らしてたのってお城なの?普通の家っぽかったけど。
っていうか、メイドもおらず、家事とかバリバリやってたし、それほどお姫様って感じじゃないし…
無理やり感があるな。

崖で眠るためのテント?そんなのあるんだ。
プチ専門情報」は、お話を面白くする。
GOOD!
ティアがそのテントの上にいて、ユイがあがりたそうにする。
ユイが無理やりあがって、ドテンと落ちて「今日はよく落ちるわ」と。
スカイダイビングのネタを再活用して、よりはしゃぐ感じをだしてもよいとこ。

木炭に、はしゃぐユイ。
サラこっちは強火で、こっちは弱火
プチ専門情報」は、お話を面白くする。
GOOD!

食事するシーン。
ユイが、ティアとサラの食欲に驚くと。
でも、前の回でも一緒に食事したよね?画面では表現されていないが。
また、「初めてのキャンプ」ならユイが食事して感想をいうカットもほしかったかな。
なんとも工夫のないシーン。

レナユイこういうのダメかと思っていた
いや、それはないだろう。お姫様というより、庶民だし。
多分、視聴者の誰もが姫だと思っていない。
どこかで少しでも姫らしさを感じるシーンがほしいよね。

みんなが寝てる時に、ひとりレナが外へ。
思い出せるといいのだけど…と裏レナに話しかける。
やはり部分的な記憶喪失っぽい。都合がいいな…
ここまで色々と思わせぶりだけど、レナにとってそれほど大事なのかな?
しかし、裏レナへの深層に入る時の入り方が雑。

で、テントに戻るレナ。
ユイを抱きついているティアを、引っぺがえす。愛憎劇(笑)
GOOD!GOOD!
もっとそういうシーンほしいかな。関係性を表すシーンが。
ユイとレナだけでなく、ティアとサラとかもね。
そういうのでキャラクターが強くなる。

というかキャンプで、はしゃぐのはいいのだけど「君たち何しにこの国に来たの?」といいたい。
ここに来た目的の緊張感が見えるシーンがないので、キャンプがあまり意味あるシーンになってるように見えない
またユイなら皇女として、この国の廃墟具合を見て思いをはせるとか、自分と同じ姫だったイングリットに対して「国の人がいなくなるって、どんな気持ちなのだろう」とか、そんな感傷とかほしい。
キャッキャウフフと、はしゃいで終わった。
レナが多少意味不明な緊張感があったけど、なんかね…
ただのキャッキャウフフの遊びは、6話の「お楽しみイベント」で終わらせてほしかったな。

(Bパート)施設でイングリットとケイに会う

朝一に、施設に到着。
というか、よくこの場所わかったね。
一応、王国なので広いはずなのに。しかも歩いてきたの?
ご都合なところ。

イングリットが説明する。「ルクス・エクス・マキナ」と。
となるとヨハンくんがボスに関係する人物なんだよね。
ボスの一部とか?
まあボスはまだ復活しておらず、後でボス復活となるんだろうな。
で、それを単に倒して終わりになるのか?それともウルトラCな展開が待っているか?
レガリアなんだから、ウルトラCを期待したい。

で、ヨハンくんが話のいいところであらわれる。
というか…、今までユイ達を探していたの?
1日中頑張って探してたんだ。この頑張り屋さんめ!

デカいヨハンくんロボットが降りてきて通路に足をかけてるけど、イヤイヤその通路そんな重いの支えられないだろう。

で、ケイが「メガエラ」に変身する。
変身シーンは繭から出てくる感じか。独特の変身でよい。
でも少し時間が短いかな。もっとガッツリ凝ってほしかった。
しかし、ティシスの変身シーンは今までないよな。今後でる機会があるかも?
変身は「見せ場」なので大事。
GOOD!

しかし変身中にイングリットが助けを求めるような仕草で手をかざす
コレはどうなのかな?感情がミエミエで嫌だな。
特に何もしないで、まだ悪者か味方かをハッキリさせないでほしかった。
まだ、イングリットの感情をバラすタイミングではない。

バトル

ヨハンくんの爆発の合図と共にバトル開始。
こういう間合いの時は、「バトルの合図」は大事だね。
GOOD!

メガエラ vs ティシス
この機体同士が戦うので、お互いのロボットのキャラクターが表現される。
まあどんな攻撃するとか、技もっているかとか。
ロボットキャラクター紹介バトルともいえる。
しかし、この2体にも必殺技ってあるのかな?
GOOD!GOOD!

ヨハンくんと空中バトルして、アレクトが落ちるシーン。
スカイダイビングと同じく、また落ちるシーンを無駄に凝ってる…
いや、もういいよソレは。しつこい!
しかも、スカイダイビングより落ちる距離が低いはずなのに、コッチのほうが激しいダイブになってるし、意味がわからない。
しかもユイがダメージくらってるし…
ヨハンくんに思いっきり吹っ飛ばされて、そうなるならわかるけど。

連携攻撃!
今回の見せ所。カッコよく決まる(失敗するけど)。
ちなみにティアの「ハァ」と手をかざすのが可愛い!
GOOD!GOOD!

ヨハンくんがイングリットにそのまま押さえておいてねと。
イヤイヤ、メガエラもビームくらうじゃん。
酷いよヨハンくん。だが、それがイイ!
GOOD!

で、爆発のスキにアレクトが隠れていて、7話の終わりと。
もしかしてダイビングの後みたく、またコレでバトル終わったりはしないだろうか…
次の8話では、いきなりユイ達が国に帰っているシーンになるとか…
しかも8話が「帰還」だし。
そんなことはないよね。しかし、ありえそうだからから怖い…

まとめ

7話は、だんだんとクライマックスに近づいていくお話でしたね。
そして、やっと3体目の「メガエラ」もお披露目となりましたし。

今回の大きな問題は、ダイビング後のイキナリのキャンプシーンですね。
盛り上げておいて、何だそりゃ?って感じになっていて。
しかも、たいして意味のないシーンでしたし。
後半だというのに、なにか緊張感が高まってこないですね。

アクションは、あいかわらず良いのですけどね。
地下までドカドカやってほしかったのですが、まあ作画が持ちませんか。
今回はアクションシーンが多めでしたし、背景も建物が多めでしたし。

しかし今までなんかチラチラ気になっていたけど、レガリアは変に「セリフが少ない」。
ストーリーを進めるだけのセリフしかない感じ。
また変に漠然としたセリフだったりするし。
もっとキャラクターを表現するセリフや、シーンの説得力を作るようなセリフなどがあまりない。
だからストーリーや、キャラクターが強くなっていかない感じがあるなぁ。

そして今回も時間がないカツカツを感じるところがありますね。大丈夫かな?
今月9話くらいまでやったら、また休みそうだな…

まあ「終わりよければ全てよし」ですから、ラストまで見逃せませんね。
それでは、期待をこめて次回またお会いしましょう。

出典:Regalia Project/TVアニメ「レガリア The Three Sacred Stars」(GAYO! 2016年10月13日配信)7話

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